フットボール界の次代を担うとされるバルセロナのスペイン代表MFペドリ。プロデビューした頃のチームメートが、当時の同選手の様子を述懐した。
出会いを振り返ったのは、現アンドラDFマルティン・マントヴァーニだ。同選手は2019-20シーズンに、ペドリがわずか16歳でラス・パルマスのトップチームデビューする様子を見届けていた。
スペイン『ラディオ・マルカ』とのインタビューに応じた現在37歳のアルゼンチン人DFは、ラス・パルマスのトップチームではじめてペドリを見た感想について、次のように語った。
「あれは、かなりどぎつい出来事だったね。ラス・パルマスのロッカールームではじめて彼を見たときのことを思い出すよ。彼はスーパーマーケットの袋を持ってやってきて、その両足は針金みたいだった。それで、こいつは2日もたないな、って思ったよ。だけど、いざプレーし始めると、僕たちは開いた口がふさがらなかった。まるで1シーズンの間、一緒にプレーしてきたみたいだった」
「彼のフットボールの見方はほかと異なっていた。僕はベテラン選手として、彼が落ち着けるように努めたよ。できる限り、落ち着いてプレーできるような環境をつくりたかったんだ」
ペドリはラス・パルマスでのトップチームデビューから間もなくしてバルセロナ移籍が内定。そこからの飛躍は知られている通りで、今回のインターナショナルウィークではスペインのフル代表で10番をつけている。彼はまだ、19歳だ。


