PedriGetty Images

バルセロナ、ペドリのさらなる超絶ゴラッソでセビージャを撃破!ラ・リーガ6連勝でついに2位まで浮上

バルセロナは3日にラ・リーガ第30節、本拠地カンプ・ノウでのセビージャ戦に臨み、1-0の勝利を飾った。

2位セビージャが勝ち点57で、4位バルセロナが勝ち点54。シーズン前半戦の試合が1-1ドローだったため、上昇気流に乗り続けるバルセロナは、勝利を収めれば当該対決の成績により同勝ち点で2位まで順位を上げることができる。チャビ監督はGKテア・シュテーゲン、DFダニエウ・アウベス、アラウホ、ピケ、ジョルディ・アルバ、MFフレンキー・デ・ヨング、ブスケツ、ペドリ、FWデンベレ、オーバメヤン、フェラン・トーレスをスタメンで起用して、いつもの4-3-3システムを採用している。

試合はインテンシティー高く、戦術が全面に表れた手堅い展開に。互いにハイプレスを駆使しながら相手の長所を消し、ほぼチャンスがないまま時間が経過していった。28分には、マルシャルのクロスをペナルティーエリア内でアラウホが腕で止めた可能性があったが、これはPKとならず。前半終了間際にはバルセロナがオーバメヤンを中心に決定機を迎えたものの、GKボノの好守などに阻まれている。前半はスコアレスのまま終了を迎えた。

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後半はバルセロナがボールを保持して、セビージャが速攻を仕掛ける構図がより強くなる。最初はセビージャの鋭いカウンターが目立っていたが、60分を過ぎるとバルセロナが決定機の量で圧倒。F・トーレス、アラウホ、F・トーレス、ピケ、デンベレと次々にシュートを放っていったが、しかしやはりセビージャ守護神の牙城を崩すことができない。

次々と迎える決定機を決め切れないバルセロナだったが、このチームには一人で決定機を生み出して一人で決め切ってしまう男がいた。そうペドリである。72分、ペナルティーアーク付近でボールを受けた19歳は、あのガラタサライ戦のようにスライディングを仕掛ける相手DFを一人、また一人かわしてから右足でグラウンダーのシュート。このボールがボノの横っ飛びも空しく枠の左に収まっている。

先制したバルセロナはその後、セビージャの反撃を跳ね返し続けながら試合終了までを過ごしている。ラ・リーガ6連勝のバルセロナは勝ち点を57として、当該対決の成績でセビージャを上回りついに2位まで浮上している。

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