23日のラ・リーガ第2節、バルセロナは敵地シウター・デ・バレンシアでのレバンテ戦に3-2で勝利した。MFぺドリは試合後、逆転で試合をものにした喜びを語っている。
前半にレバンテの2ゴールを許したバルセロナだったが、後半から反撃を開始した。49分にぺドリの強烈なミドルシュートで1点を返すと、51分にはCKからFWフェラン・トーレスが加点。そして91分、FWラミン・ヤマルの上げたクロスがオウンゴールを誘発して劇的な逆転勝利を収めている。
試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたぺドリは、試合を次のように振り返った。
「簡単な試合でないことは分かっていた。彼らは高いインテシティーを発揮してきたし、僕たちはボールに必要なリズムを与えることができなかった。でも後半、僕たちはポゼッション率を引き上げ、サイドからまた逆のサイドまで、素早くボールを動かした」
「引いて守る相手を崩すためには、素早くパスを回して、ボールを通すためのスペースを生み出さなくてはいけない。僕はチームが見せたリアクションを心に残しているよ。僕たちはスコアをひっくり返せるって分かっていたんだ」
また、自身が決めたゴラッソの感想を問われると、こう返している。
「いつもシュートを打てと言われているから、今日試してみることにしたよ。前半はまるで幼年期のような下手なシュートを打ってしまった。だけど、後半はうまくいったね」
ぺドリはその一方で、DFアレハンドロ・バルデのハンドについても言及している。エルナンデス・エルナンデス主審は、バルデがペナルティーエリア内でMFホセ・ルイス・モラレスのシュートを手で止めたとしてPKを指示。同主審は昨季後半戦のクラシコ(4-3でバルセロナの勝利)で、MFオーレリアン・チュアメニのハンドを取らなかったことでも知られているが、ぺドリは今回のハンドがチュアメニのものよりも不明瞭であると話している。
「昨季、チュアメニがモンジュイックで犯したハンドの方が明確だった。今回のは、僕にとってはハンドじゃない。僕たちは判定に従わなくてはいけないが、自分にとっては理解不能だ。誰かが皆に説明をした方がいいだろう」


