12日のラ・リーガ第21節、敵地ラ・セラミカでビジャレアル戦に1-0で勝利したバルセロナ。今季お馴染みとなったウノセロ(1-0)勝利のゴールを決めたのは、またもMFペドリだった。
ペドリはこの試合の17分、FWロベルト・レヴァンドフスキとのワン・ツーからペナルティーエリア内に侵入し、右足のシュートでネットを揺らした。チームはこの1点のリードを守り切り勝ち点3を獲得したが、もう見慣れた展開と言えるかもしれない。というのもバルセロナがペドリの決勝点で、1-0で勝利するのは今季4回目のことだからだ。同選手は第8節セルタ戦、第18節ヘタフェ戦、第19節ジローナ戦でもバルセロナの勝利を呼び込むゴールを決めていた。
ペドリはその4試合のゴールで勝ち点12をもたらしただけでなく、今季得点数を7に伸ばすなど点取り屋としての顔ものぞかせている。チャビ・エルナンデス監督はペドリの得点能力を買っており、積極的に飛び出しシュートを放つよう求めてきた。今季の目標である10得点には、問題なく届きそうだ。
もちろん、バルセロナがウノセロの勝利を実現しているのは、ペドリのゴールだけでなく、その堅守によるところも大きい。DFジュール・クンデを右サイドバック、DFロナルド・アラウホ&DFアンドレアス・クリステンセンをセンターバックに据える最終ラインは、あふれんばかりのスピードも備えた守備力を売りとしており、そう簡単には破られない。もし破られたとしても、GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが最後の牙城としてそびえ立っているのだから、相手チームからすればたまったのものではないはずだ。
バルセロナは今季、じつに16試合で無失点を成し遂げている。




