バルセロナは3日にラ・リーガ第30節、本拠地カンプ・ノウでのセビージャ戦に1-0で勝利した。MFペドリは試合後、この試合の決勝点となったゴラッソについて振り返っている。
まさに超絶ゴールだった。後半、次々と迎える決定機を決め切れないバルセロナだったが、72分にペドリが先制点を記録。ペナルティーアーク付近でボールを受けた19歳は、あのガラタサライ戦のようにスライディングを仕掛ける相手DFを一人、また一人かわしてから右足でグラウンダーのシュート。このボールが、ここまで好セーブを連発していたボノの横っ飛びも空しく、枠の左に収まっている。
ペドリはスペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで、次のような感想を述べている。
「トルコで決めたゴールに似ていたね。目の前に足が見えたら、いつもフェイントしてしまう。それからシュートを放って、ボールが飛んだ瞬間に中に入るって分かったよ」
「観客からの称賛? すごかったね。彼らは初日から僕を快く受け入れてくれた。この勝利は彼らにふさわしい。だって、最高のファンなんだから」
また、自身が現バルセロナのリーダーになりつつあると意見されたペドリは、次のように返答した。
「リーダーは全員だ。とてもうまくいっているし、2位になれたことに満足している。逆転優勝の可能性? 難しいことは分かっているけれど、僕たちはバルセロナだ。マドリーも苦労をしているし、これからつまずくのかどうか見てみないとね」
セビージャを抜かして2位に浮上したバルセロナと首位レアル・マドリーの勝ち点差は12となっている。




