欧州最優秀戦若手選手賞ゴールデンボーイが22日に発表され、バルセロナに所属するスペイン代表MFペドリが受賞を果たしている。
ゴールデンボーイはイタリア『トゥットスポルト』が主催し、21歳以下の若手を対象としたバロンドールとも称される権威ある賞。欧州の記者たちの投票により選出された2021年の受賞者は、18歳ペドリとなった。カナリア諸島の出身のMFは、昨夏に弱冠17歳でバルセロナに加入してすぐさま絶対的主力になると、スペインのフル代表としてEURO2020に参加し、U-24代表として臨んだ東京五輪では銀メダルを獲得した。
現ヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタとも比較されるペドリの獲得ポイントは、318と圧倒的だった。2位のボルシア・ドルトムントMFジュード・ベリンガムは119ポイントの獲得にとどまり、その差は199ポイントとなったが、バルセロナの公式ウェブサイトによる2003年の賞創設以降、史上最大のポイント差であったという。
なお2020年の受賞者FWアーリング・ハーランドは320ポイントを獲得して239ポイントのFWアンス・ファティを破り、2019年はアトレティコ・マドリーFWジョアン・フェリックスが332ポイントで175ポイントのジェイドン・サンチョを上回り、2018年はDFマタイス・デ・ライト(224ポイント)がDFトレント・アレクサンダー=アーノルド(149ポイント)に勝利していた。
