2025-02-16-parma-zion-suzuki(C)Getty images

GK鈴木彩艶のビッグセーブを伊紙が大絶賛「スズキは『キャプテン翼』から出てきたよう」

ローマ戦でスーパーセーブを披露したパルマの日本代表GK鈴木彩艶に、イタリア紙『コリエレ・デラ・セーラ』が17日、賛辞を贈った。

鈴木が所属するパルマは16日、セリエA第25節でローマと対戦。31分に18歳DFジョヴァンニ・レオーニの一発退場で10人となると、パルマDFが献上したFKをマティアス・スーレに直接決められ、そのまま0-1と敗れた。

だがイタリアの全国紙は、セリエA第25節全体の寸評の中で、パルマ守護神のプレーをピックアップ。51分にスーレとアナス・サラー・エディンのシュートを立て続けに阻止したザイオンを大絶賛した。

同紙は、元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏を彷彿とさせるスーパーゴールを決めたローマのスーレと共に、「GKスズキの(『キャプテン翼』の)若林源三並みのセーブ」を「8」と高く評価。「スズキは『キャプテン翼』から出てきたようだ」と現実離れしたセーブを称賛した。続けて「アニメのようなセーブだったが、本当のことだ」とつづり、驚きを示した。

このほか、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』も、鈴木にチーム内最高評価となる「6.5」をつけ、「パルマが最後まで競えたのは、彼のおかげだ。後半序盤にスーレ、サラー・エディン、(ロレンツォ)ペッレグリーニのシュートをセーブした」と評価している。

さらに『スカイスポーツ』もまた、「スズキに拍手を送るべき…サラー・エディンに対する怪物のようなセーブ」との見出しをつけて、パルマGKのビッグセーブを紹介。「彼の反射神経のおかげで、ゴールラインを完全に越える前に、ボールを止めることができた。見るに値する、見直すに値する処理だった」などと称えた。

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