パルマのカイル・クラウス会長が、米メディア『CBS』の「Golazo」に出演し、チームについて見解を示した。地元紙『パルマ・トゥデイ』が10日、伝えている。
2022年夏に指揮官に就任したファビオ・ペッキアの下、昨シーズンにセリエBで優勝し、3年ぶりにセリエAの舞台に立ったパルマ。2020年からクラブを率いる米国人オーナーのクラウス会長は、フィオレンティーナやミラン、ナポリと対戦した開幕後の3試合に満足している。
「シーズンは始まったばかりだが、非常に難しい対戦相手と素晴らしい3試合だった。このようなスタートを切って満足している。パルマは3年間、セリエBにいた。我々にとってセリエA復帰ということは、ここで良いパフォーマンスを見せて残留し、環境に適応し、トップでの戦いに慣れることを意味する。もちろんセリエA残留を望んでいるが、クラブとして成長し、改善し続けることがさらに重要だ。セリエAに残留するだけでなく、さらに前進していくことを期待している」
パルマには、セリエBの戦いを通じて成長してきた若手選手らが多く所属する一方、夏の補強でGK鈴木彩艶やMFマンデラ・ケイタ、FWマッテオ・カンチェリエリらが加入した。パルマ会長は古株のメンバーに、新加入の選手のサポートを求めつつ、欧州カップ戦出場の野望を明かした。
「一部の選手はパルマで5年目のシーズンを迎えたが、我々は若く、伸び盛りだ。この若いチームが成長し、みんなが一丸となってプレーすることが当たり前となることを願っている。長らくここにいるメンバーは、新選手が適切に成長できるよう、適応をサポートしていかなければならない。この成長が継続し、パルマがヨーロッパの舞台に復帰できることを願っている」


