元マンチェスター・ユナイテッドのフィル・ネビル氏が女子サッカーのイングランド代表監督に就任した。
昨年9月にマーク・サンプソン監督を解任したイングランド女子代表は、数カ月にわたり指揮官不在の状態が続いていた。そして、多くの後任候補が挙げられる中、イングランド・サッカー協会(FA)はネビル氏に白羽の矢を立て、そして23日に正式に就任することが決定した。
ギャリー・ネビル氏、ライアン・ギグス氏、デヴィッド・ベッカム氏、ポール・スコールズ氏らとともにマンチェスター・ユナイテッドの黄金期を支えた“クラスオブ92”の一員であるネビル氏は、2013年に現役から退き、古巣やバレンシアでアシスタントコーチを経験している。
就任の決まったネビル氏は、FAの公式ウェブサイトで「イングランド代表を率いるチャンスを貰えたことは名誉だ。新しいコーチングチームとともに、近年目覚ましい成長を遂げる選手たちを手助けできると思う。私はこのチームをもう一段階上のレベルへと導きたい」と抱負を語った。
イングランド女子代表は2015年のワールドカップで、過去最高位となるベスト4に進出するなど、来年のワールドカップでの躍進を期待されている。
