ナポリFWヴィクター・オシムヘン争奪戦にパリ・サンジェルマン(PSG)も加わったのかもしれない。
2020年にリールからナポリへ加入したオシムヘン。すると今季はセリエA23試合で21ゴールと驚異的なペースで得点を量産し、得点ランク首位を快走。2位に19ポイント差をつけて独走するナポリを牽引する活躍を続けている。
そんなナイジェリア代表FWだが、当然のようにビッグクラブの関心を集め続けている。以前にはアーセナルやニューカッスルが獲得に動いたことが伝えられ、直近では今夏にストライカーを探すマンチェスター・ユナイテッドが争奪戦をリードしているとも報じられている。そして本人は、以前に「プレミアリーグでプレーするという夢を叶えたい」と希望を明かしていた。
そしてイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、PSGも争奪戦に参加したようだ。現在PSGのアドバイザーを務めるルイス・カンポス氏はリールでオシムヘンと仕事をした経験を持っており、現在でも気に入っている模様。また、ファビアン・ルイスの移籍によってナポリとの関係も良好だという。そのため、今夏のマーケットで現在争奪戦でリードするマンチェスター・Uに「挑戦することになる」と伝えられている。
一方で同メディアによると、オシムヘンと2025年夏まで契約を残すナポリは、引き留めのために今季終了後に契約更新を狙っている模様。現在の年俸は430万ユーロ(約6億1000万円)だが、残留させるためには600万ユーロ(約8億5000万円)超える必要があると指摘されている。しかしそれでも、PSGやマンチェスター・Uの方がより高額な年俸を提示することが予想されているようだ。
なお、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、オシムヘンの評価額を1億5000万ユーロ(約212億円)以上に設定しているとも伝えられている。今後の動向に注目が集まっている。
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