ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、FWヴィクター・オシムヘンを売却する気がないようだ。
今季セリエA27試合で22ゴール5アシストと驚異的なパフォーマンスを発揮し、ナポリの33年ぶりスクデット獲得の立役者となったオシムヘン。しかし、この活躍から当然ながらメガクラブのターゲットとなっており、これまでバイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマンなどが獲得に動いていることが伝えられている。
一部メディアは、ナポリ側は1億5000万ユーロ(約223億円)で売却を認めるとも報じている。しかし、名物会長にそんな意志はないようだ。イタリア『Rai Sport』の番組に出演した際、オシムヘンの去就について以下のように返答した。
「ヴィクター・オシムヘンはこの夏売らないよ。絶対にね!」
一方でデ・ラウレンティス会長は、スクデットに導いたルチアーノ・スパレッティ監督との契約についてもコメント。合意を待っていると認めた。
「彼は私が少なくとも10年間追い求めてきたレジェンドだ。コロナ禍の後、ようやくナポリに連れてくることができた。素晴らしいリーダーであり、彼とのサイクルを続けたい。契約更新の条項を行使したので、後は彼次第だよ……ルチアーノは『ナポリと恋に落ちた』と言ったね。この場所で英雄になったし、それを楽しんでくれて嬉しいよ」
.jpg?auto=webp&format=pjpg&width=3840&quality=60)