鹿島アントラーズの鬼木達監督は、最終節終了後のセレモニーで来季へ向けた意気込みを語っている。
6日に行われたJ1最終節で、横浜F・マリノスと対戦した鹿島。勝てば優勝が決まる非常に重要な大一番を迎えたが、エースFWレオ・セアラが2ゴール。終盤に失点したものの、2-1で勝ちきって9年ぶり9度目のリーグ制覇を達成している。
現役時代にプレーした鹿島を今季から指導し、就任1年目でリーグ制覇に導いた鬼木達監督。メルカリスタジアムで行われたセレモニーでは、ファン・サポーターに感謝しつつ、来季以降もタイトルを目指すと宣言している。
「1年間、本当に熱い声援とご支援ありがとうございました。自分が言いたいことはほとんどハヤ(早川友基)が話してくれたので短くいきたいと思います(笑)」
「この鹿島アントラーズにきて、思った以上に、選手たちがプレッシャーの中で戦っているんだなと思いました。想像以上でした。就任当初、今日このような瞬間が訪れるのかどうか不安もありましたけど、ハヤが言ったように、日々のトレーニングを毎日全力でやり尽くした、その結果が今だと思います」
「まだまだ自分たちのサッカーは『こんなもんじゃない』と自分は思っていますし、選手も思っていると思います。来年には違った形の戦いがある。自分たちも未知の世界なのでどういう戦いになるかわかりませんが、とにかくタイトルを取り続けたいと思います」
「このチームを支えているのは出場した選手だけでなくて、試合に出られなくても、ケガをしていても、チームのために『なにかできるんじゃないか』と、そういう集団だったからこそ今があります。とにかく、自分たちは1つになって、みなさんと1つになり続けて、来年もその先も一緒にタイトルを取り続けましょう。1年間、本当にありがとうございました」
