20210808_Kubo(C)Getty images

AFCが東京オリンピック・アジアMVP投票を実施! 「涙を流す久保建英は東京大会の永遠のイメージ」

アジアサッカー連盟(AFC)が、東京オリンピック2020の男女サッカー競技におけるベスト選手投票を実施している。期間は11日までで、公式サイト上で投票ができる。

男子はU-24ブラジル代表、女子はカナダ女子代表の優勝で幕引きとなった東京五輪。日本は男子が4位、女子がベスト8という結果に終わっている。

また、AFCに属するチームとしては男子が日本、韓国、サウジアラビア、オーストラリアの4カ国、女子が日本、オーストラリア、中国の3カ国の計7か国が参加した。男子では日本と韓国、女子では日本とオーストラリアがグループステージ突破を果たした。

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AFCは「アジアの選手たちが歓喜、悲哀、名勝負、そして卓越した個人パフォーマンスを生み出した」と称賛。各国より1名ずつをノミネートさせ、ベストパフォーマンス投票を行っている。

日本からは、男子ではグループステージで3戦連続ゴールを記録したMF久保建英が選出された。公式サイト上では「久保建英ほど大きな期待を背負ってオリンピックに臨んだサッカー選手はいなかった」と紹介され、大会を総括して以下のように評された。

「メキシコに敗れた銅メダル決定戦の後、涙を流す久保の姿は東京大会の永遠のイメージとなっている。彼のパフォーマンスは、2020年代のアジアサッカー界を担うスターとしての地位を確立した」

さらに、女子ではグループ初戦のカナダ女子代表戦で得点を決めたFW岩渕真奈が選ばれている。岩渕についても「最高の才能を持つ岩渕は今大会でも日本の想像力を担い、準々決勝で終わった大会でも重要な役割を果たした。期待した結果にはならなかったが、この名手は黄金の瞬間をいくつかもたらした」と評価された。

なお、投票は男女を混同して実施されており、8月8日17時20分時点ではU-24サウジアラビア代表の背番号10であるMFサーレム・アル=ドーサリーが49.18%の得票率でトップ。久保は26.23%で2位につけており、岩渕は2.46%となっている。

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