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2021-08-03-japan-yoshida©Getty Images

U-24日本代表、スペインとの東京オリンピック準決勝は延長へ…失点危機も主将・吉田麻也の好プレーで90分スコアレス

東京オリンピック(五輪)2020の準決勝・U-24日本代表vsU-24スペイン代表が3日に行われている。

東京五輪のグループAを大会唯一の3連勝で首位通過し、U-24ニュージーランド代表との準々決勝で延長戦までを0-0で終え、PK戦の末にベスト4に進んだ日本。迎える準決勝では、大会屈指の強豪であるスペインと激突している。

スペインはグループCを1勝2分けで首位通過し、準々決勝ではU-24コートジボワール代表と対戦。90分間を終える間際に失点を喫したがすぐに追いつくと、延長戦では一挙3得点を決めて5-2で勝利した。

日本とスペインは大会直前の強化試合でも激突しており、その際は日本が受けに回る展開の中で先制点を奪取したものの、スペインが追いつく形で1-1の引き分けに終わっている。

そして、準決勝のスタメンには、日本はラ・リーガの舞台で経験を積んできた久保建英や堂安律ら、オーバーエイジ(OA)の3名を起用。出場停止の冨安健洋の代役にはグループステージでもチームを支えた板倉滉が選ばれた。

対するスペインは、史上評価額が100億円超と言われる18歳のペドリや、ダニ・オルモ、ミケル・オヤルサバルといった主力、そして準々決勝でハットトリックを記録したラファ・ミルなどを起用。一方でマルコ・アセンシオはベンチスタート、状態が不安視されていたダニ・セバージョスはメンバー外となった。

試合の立ち上がり、大会平均60%以上の支配率を記録してきたスペインがボールを握って攻め込む。日本は中盤でプレスをかけて奪おうとするが高い技術を駆使する相手はなかなかこぼさない。

11分には日本のカウンターから堂安がドリブルで運ぶ。抜け出そうとした林にスルーパスを送ったが高いディフェンスラインを設定するスペインがオフサイドをとる。15分、酒井宏樹のロングパスに反応した林がククレジャに身体を当ててボックス右から右足を振り抜いたがこれは枠の上。また、遅れて笛が吹かれてオフサイドと判定された。

後方に重心を置く日本はカウンター時には少ない枚数で攻め込もうとするがなかなかシュートまでは持ち込めず。一方でスペインにも簡単には良い形に持ち込ませず、膠着状態が続く。

31分にはペドリ、オスカル・ヒルと繋いでボックス右のオヤルサバルがシュートを放ったが枠を捉えず。33分にも左CKを獲得されてショートコーナーからボックス内にボールが送られるが、日本の粘り強い守備でシュートは打たせない。

前半終盤には日本が高い位置まで運ぶシーンも目立ったが得点にはつながらず。反対に39分にはボックス右に抜け出したラファ・ミルに一対一に持ち込まれたが、飛び出す判断をしたGK谷晃生がボールをキャッチする。

前半は日本が耐える展開ではあったもののスペインの得点を許さず、スコアレスで後半に入る。スペインはハーフタイム中にオスカル・ヒルに代えてヘスス・バジェホを送り出した。

後半は立ち上がりに右サイド深い位置まで抜け出した酒井が中央に折り返して堂安が右足でシュート。これはスペインDFにブロックされたもののまずは日本がチャンスを作った。

前半とは打って変わって前線にも圧力をかけることができている日本。52分にはボックス左でボールを収めた旗手怜央が横パスを選択し、林がシュートを浴びせたが枠を外れた。

日本が徐々に良い流れを引き寄せていくところでボックス左でミケル・メリノが後方からのボールをトラップ。後方に位置していた吉田麻也が決死のスライディングでボールをかき出した場面でPKの笛が鳴ったが、VARオンリーレビューによりPKは取り消された。

60分、スペインはメリノとダニ・オルモに代えてハビエル・プアド、そして大会直前の親善試合で日本から点を取っていたカルロス・ソレルを送り出す。日本も65分に2枚替えを敢行して林と旗手に代えて上田綺世と相馬勇紀を投入した。

得点を奪いに行く意思を明確にする日本だったが引き続きスペインがボールを持つ展開の中で落ち着いてブロックを敷いてまずは守備を重視。76分にはボックス右のラファ・ミルにシュートを許したがGK谷が身体を大きく広げてブロックした。

直後、日本は久保がボックス左から左足を振り抜く。ここはGKウナイ・シモンにセーブされたが、ボールを持たれながらもチャンスを作った。スペインは83分にペドリに代えてOAのマルコ・アセンシオを投入して試合を決めにかかる。

しかし結局、得点は生まれることがないまま90分間が終了。スペインの猛攻時にもGK谷の好守が目立ち、試合の行方は延長戦に託された。

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