U-24日本代表を率いる森保一監督が、U-24ニュージーランド代表戦でPKを蹴った選手たちを称えている。31日の試合後会見で語った。
日本は31日、東京オリンピック(五輪)2020の準々決勝でニュージーランドと対戦して延長戦までをスコアレスで終え、PK戦の末に4-2で勝利。GK谷晃生が2人目のシュートをストップし、ニュージーランドの3人目がキックを外すと、日本はキッカーを担当した上田綺世、板倉滉、中山雄太、吉田麻也が順に全員決めてベスト4進出を決めた。
森保監督は試合について、まずは「オリンピックで結果を出すという強い気持ちを持って戦い抜いてくれて、PKで勝てたことをまずは、勝つことが大切だと思いますので選手たちの頑張りを称えたい」と選手たちに労いの言葉を伝える。
そして、PK戦については「スタッフで見て順番を決めることも少し考えていましたが、やはり選手たちの疲労度等々、あとはPKのキッカーとしての思いもあると思いましたので、挙手で(キッカーを募った)」ことを明かす。キッカーを務めた選手それぞれについて語った。
「(上田)綺世は2017年のチームの立ち上がりの時にタイで行われた大会でPKを蹴って外していました。このチームで俺は決めてやる、というところをもってまた先陣を切って決めてくれたことは素晴らしかったなと思います」
また、「(板倉)滉、(中山)雄太はずっとこのオリンピックチームで自分たちがチームを支えてきて、今につながっているということ、そしてもう2試合に繋げていくということ、非常に強い思いを持って彼らが決めてくれて、駒を進めることになったのはすごく、これまでの選手たちの活動を振り返っても嬉しい」と胸中を明かす。
結果を決めた選手がピッチ内外で若い選手を牽引する役割を託されているオーバーエイジ(OA)の吉田だということについても、特別な思いがあるようだ。
「最後にオーバーエイジとしてチームに加わってくれて、チームを支えてくれた麻也が最後に決めてくれるという。みんなで繋げてPK戦も勝って次に進んだというふうに思っています」
勝てば銀メダル以上を確定させることができる8月3日の準決勝で、日本は大会屈指の強豪であるU-24スペイン代表と激突。ニュージーランド戦では攻撃陣が不発に終わったが、森保監督は「スペイン戦ではチャンスを作って得点するということを目指したい」と意気込んだ。
