20210329_Yokouchi(C)Getty images

U-24日本代表の現在地は? 強豪撃破も横内昭展監督「本大会ならまったく違う。過信しないように…」

東京五輪本大会前までU-24日本代表を率いる横内昭展監督は、強豪に快勝した後も気を引き締めている。試合後の会見で語った。

日本は29日、北九州スタジアムにU-24アルゼンチン代表を迎えて「SAISON CARD CUP 2021」を戦い、3-0で快勝。東京五輪に向けた強化試合として3月に同国と2試合をマッチメークし、一戦目に0-1で敗北していた日本だったが、見事にリベンジを果たした。

試合の中では、一戦目で課題として挙げられていた球際の攻防に真っ向から挑み、優位に試合を進行。相手にシュートを打たせないまま前半終了間際に林大地が裏に抜け出して先制点を奪うと、後半には久保建英の左CKから腕章を巻いた板倉滉が2度頭で沈めた。

試合後、横内監督は「一戦目もデュエルのところは極端に負けていたわけではありませんでしたが、(報道など)皆さんの印象でそこが劣っていると見られる部分もありました」と自身の感覚と周囲の評価にギャップを感じていたことを告白。そのうえで29日の試合では「今日はデュエルに勝ってなんとか自分たちの攻撃につなげていくことをより長い時間やっていく」ことを掲げており、実際に遂行してみせた。

一戦目の前には、東京五輪本大会のシミュレーションとしても大きな意義があると位置づけていた今回の連戦。アルゼンチンは南米予選を首位通過しており、本大会でも金メダルを目指すうえでのライバルとなる。

それだけに今回の勝利は大きな成果となったが、横内監督は「一戦目は敗戦していますし、今回は勝てましたが、アルゼンチンが強豪で優勝候補の1つなのは変わりません」と気を引き締める。

続けて「(アルゼンチンは)本大会ならまったく違う力を出してきます。今日勝てたことで選手の自信になったと思いますが、過信にならないように成長していきたいと思います」と口にし、チームの現在地を見誤ることに警笛を鳴らした。

ポジティブな結果で終えられた今回の代表活動。次回の活動は6月上旬に予定されているが、「(クラブで)レギュラーポジションを確立して、成長して、成長したみんなが集まって強い代表チームを作っていきたいと選手には伝えました」と、横内監督はさらなる成長を促している。

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