明治安田J1リーグは18日に第17節が行われ、ファジアーノ岡山とアルビレックス新潟が対戦した。
直近6試合勝利なし(2分け4敗)で15位まで順位と落とした岡山と、なかなか浮上のキッカケを掴めずに19位に沈む新潟。互いに上位進出を目指して勝利がほしい中、JFE晴れの国スタジアムでの一戦を迎えた。
試合は早い時間に動く。10分、左サイドで得たFKから江坂任が頭でネットを揺らした。今季Jリーグ復帰を果たした32歳MFの加入後初ゴールで、岡山が大きなリードを奪う。しかし、新潟もすぐさま反撃。15分、センターサークル付近でボールを奪って速攻を仕掛けると、最後は長谷川元希がGKとの一対一を制した。試合はあっという間に振り出しに戻る。
追いつかれつ形となった岡山は、20分に鈴木喜丈が際どいシュートを放つ。24分にもボックス内に侵入した佐藤龍之介がシュートを狙うが、GK吉満大介のファインセーブに阻まれる。その直後のCKでも鈴木喜丈がヘッドを放ち、39分にも一美和成が際どいシュートを放った。しかし勝ち越しには至らず、前半は1-1で折り返す。
後半に入ると、攻勢を仕掛けていた岡山にビッグチャンス。57分にPKを獲得すると、一美和成が豪快に叩き込んで勝ち越し弾をマークした。
再びリードを許した新潟は、65分にボックス内で決定機を作るが岡山の体を張った守備に阻まれる。その後は再び岡山がペースを握り始め、80分には江坂任が際どいシュートを放つなど、相手ボックス付近でのチャンスが続いた。
試合はこのまま終了。岡山が2-1で新潟を下した。この結果、岡山はリーグ戦7試合ぶりの勝利。勝ち点を22まで伸ばし、12位に浮上した。一方の新潟は、これで3試合勝利なし。勝ち点13のまま19位に沈んでいる。
