okayama kashiwa(C)Getty images

柏、痛恨の今季5敗目で首位浮上ならず…岡山が岩渕弘人&ルカオ弾で1時間半遅れた一戦を制す!

明治安田J1リーグは17日に第26節が行われ、ファジアーノ岡山と柏レイソルが対戦した。

前節終了時点で勝ち点を47まで伸ばし、2位につけていた柏。今節に鹿島アントラーズが引き分けたことで首位浮上のチャンスを手にした中、敵地での岡山戦に臨んだ。一方で前節連敗を止めた12位・岡山は、上位進出へ勝利がほしいホームゲームに挑んでいる。

雷の影響でキックオフが1時間半遅れたこの一戦だが、いきなり動く。序盤から良い入りを見せた岡山は開始4分、敵陣でのボール奪取から速攻を仕掛けると、最後は江坂任の股抜きパスを収めた岩渕弘人がネットを揺らした。前節2ゴールを奪った19番が、幸先よく先制ゴールを奪っている。

勢いに乗る岡山は、8分にも一美和成が華麗なバックヒールで際どいシュートを放つ。その後もテンポよくボールを動かしながらチャンスを作った。しかし31分、立田悠悟が足を痛めてプレー続行不可能に。松本昌也との交代を余儀なくされた。それでも33分、CKから角度のないところで江坂任が華麗なバックヒールを狙うと、これは惜しくもバーに直撃。35分に一美和成が反転からポスト直撃のシュートを放つと、39分にも一美和成が決定機を迎えるなど、追加点に迫って前半を折り返す。

追いかける柏は、後半頭から山田雄士と細谷真大を投入。状況の打開を図る。後半序盤も岡山のペースが続いたが、56分には細谷真大が枠内シュートを放つと、58分にも三丸拡がフリーでボックス内に侵入したもののクロスは懸命の守備に阻まれた。

その後は一進一退の攻防が続き、両チーム際どい場面を作るがゴールまで至らない時間が続く。柏は80分、左サイドを突破して最後は久保藤次郎がネットを揺らしたが、クロスを上げたジエゴがオフサイドだったとしてノーゴールに。同点の絶好機を逃す。終盤は相手ボックス付近で猛攻を仕掛けるが、1点が遠い。

すると90分、ロングキックに反応したルカオが飛び出した相手GKに競り勝ちボールを収めると、冷静にネットを揺らすことに成功。岡山が待ち望んでいた追加点を奪う。その後は1点を返されたものの、岡山が2-1で柏を下した。

この結果、岡山は連勝で勝ち点を36に伸ばすことに成功。10位まで浮上した。一方で今季5敗目を喫した柏は、勝ち点47のまま。首位浮上のチャンスを逃している。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0