アーセナルMFマルティン・ウーデゴールは、プレミアリーグで珍しい記録を作っている。
今季も主将としてアーセナルを牽引するウーデゴール。しかし開幕直後からケガに悩まされており、プレミアリーグ第2節のリーズ戦(5-0)で肩を痛めて38分に交代を強いられていた。さらに第4節のノッティンガム・フォレスト戦(3-0)で先発復帰を果たしたものの、同じく肩を痛めて18で交代に。そして、4日の第7節ウェストハム戦(2-0)で先発に戻ったが、今度は膝を痛めて30分に交代を余儀なくされている。
プレミアリーグでは、先発した3試合連続で前半のうちに交代を強いられたウーデゴール。『Opta』によると、これはプレミアリーグ史上初めての事態であるとのこと。そしてミケル・アルテタ監督は、試合後の会見で状態が芳しくないことを明かした。
「彼はすぐに不快感を示した。話をしたところ、ポジティブではないようだ。ギプスをしており、医師を判断を待つ必要があるが、運が良かったようには見えないよ」
「シーズン開幕から、何らかの理由で彼を起用できていない。2度の肩の負傷、そして今回のケガだ。ケガの程度を見極めて、解決策を見つける必要があるね。我々のキャプテンであり、特に攻撃面でその能力を発揮して我々を異なる次元へ引き上げてくれる選手だ。もう少し様子を見たい。それほどひどいケガではないことを祈るよ」
アーセナルはインターナショナルウィークをはさみ、18日にフラムと対戦。そして21日には、チャンピオンズリーグでアトレティコ・マドリーと激突する。この一戦に頼れる主将は間に合うのだろうか。




