Felix OblakGetty Images

オブラクが語る、J・フェリックスに足りないもの…「間違いなく継続性だ。アトレティコ戦のようなプレー続ければすごい選手になる」

アトレティコ・マドリーGKヤン・オブラクが、今季同クラブからのレンタルによってバルセロナでプレーするFWジョアン・フェリックスについて語った。

スペイン『マルカ』とのインタビューに応じたオブラクは、騒動を巻き起こしてバルセロナへとレンタル移籍したJ・フェリックスについて言及。敵地モンジュイックでのバルセロナ戦では、彼のゴールを許して0-1で敗れたオブラクおよびアトレティコだが、スロベニア代表GKは24歳の天才FWがその試合のようなプレーを安定して見せること、つまりは継続性を課題にしていると指摘した。

「ジョアンは凄まじい才能の持ち主だけど、ここでは彼とクラブが望むようにはいかなかった」

「僕はいつだってジョアンの幸運を願っている。ただ、彼に足りないものがあるとすれば、それは間違いなく粘り強さなんだ。フットボールは結局、継続性が物を言うし、彼が安定感を手にできることを願っている。彼が僕たち相手に見せたプレーは、おそらく今季一番のものだったし、そうしたプレーをほかの試合でも見せ続けなくてはいけない」

「彼が毎週、そうしたプレーを見せられるならば、それこそ本当にすごい選手になる。才能は間違いないし、それを毎週示すことを願っているよ。そうなれば彼の話題で持ちきりになるはずだ」

オブラクはその一方で、アトレティコの象徴のMFコケについても触れた。アトレティコ歴代最多出場記録を保持する主将が、ワン・クラブ・マンとしてキャリアを終えることを願っている。

「コケのいないアトレティコなんて誰にも考えられない。彼はこのクラブのエル・ニーニョ(子供)なんだよ。僕はコケがここでキャリアを終えるべきだと考えている。まだまだここにいてもらって、もう500試合に出場してから引退するのが理想だろうね」

「各クラブが彼のような存在を必要としている。現代フットボールではあり得ないことだし、それをアトレティコみたいなクラブで成し遂げているコケは本当に偉大だ」

来夏にアトレティコ在籍10年目を迎えるオブラク。現在30歳の守護神は、自身もアトレティコで引退することを視野に入れているのだろうか。

「未来について何か言うことは難しい。一つの場所にどれだけいられるかなんて、誰にも分からないことだ。加入1年目にインタビューを受けていたとしても、10年ここにいたいなんて言えなかっただろうし、今も未来のことは分からない」

「とにかく、今季を良い形で終えたい思っている。僕たちは素晴らしいシーズンを送れるはずだし、このまま調子で進んでいき、タイトルを獲得できたらいいね」

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