日本代表ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、6日に控えたキリンチャレンジカップのニュージーランド代表戦、10日のハイチ戦でメンバーを固定しない意向を示した。
5日にニュージーランド戦の前日記者会見に出席したハリルホジッチ監督は「2試合のスタメンは同じものにはならない」と断言。
「一貫性を持って選手を選びたい。それぞれの選手が90分プレーするのか、45分プレーするのかは分かりませんが、機会を与えたい」と起用法について言及。さらに「この試合では6人の交代枠がある。2試合ともその交代枠は使いたいと思います」と話し、より多くの選手を起用する方針であることを明かした。
しかし、選手を多用することで、チームバランスを崩すことは避けたいようだ。「まずチームのバランスを崩さないというところを守りながら、いい加減なことをしないということ」が一貫性を持つ意味だと説いた。
「ディフェンス、中盤、前線。そこでしっかりと一貫性のあるプレーができるように、バランスよく2試合とも組み立てたいと思っています」その中でも複数のチームの形を準備しているという。「私の頭の中には3つほどのチームの形がある。もしかしたらこの2試合で試すかもしれません」。
そう話したハリルホジッチ監督がこの2試合でどのような布陣を敷いてくるか注目だ。