日本代表は9日、日産スタジアムで公式練習を実施。FW浅野拓磨(シュトゥットガルト/ドイツ)はトレーニング終了後、10日に行われるハイチ戦に向けた意気込みを語った。
ハイチの印象については「いっぱい選手が変わっているとか、監督が違うとか、どういう形で来るかが全く読めない。どの映像が合ってて、どういうイメージを持ってというのは、まだはっきりしてない」と、具体的なイメージはつかめていない様子だ。
未知の相手と対戦する場合、選手には臨機応変な判断が求められる。浅野も「チームとして、そういう力を付ける必要があります」と話す。さらに、「僕自身は常にそんな感じ。特にイメージを強く持って臨むよりは、ピッチに入って、相手がどういう相手かを感じ、じゃあ何をしようと思っている。そんなに深く考えることはないかな」と、臨機応変な対応に自信をのぞかせた。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はハイチ戦で、先発メンバーの大幅変更を示唆している。浅野は「(一緒に)やったことない選手の特徴を早く理解し、それをピッチで表現しないといけない」と語り、難しさがあるとの考えを示すも、「このチームはクオリティーがある選手もそろっている。どっちかというと、自分も付いていくという意識で普段からやっている。自分が難しさを感じるというよりは、自分のできることをピッチで出したら、周りがそれに合わせてくれるので、自分がそういった難しさを感じる必要はないかな」と続けた。
ハイチ戦での意気込みを聞かれると、「前回(ニュージーランド戦)は途中から出ましたけど、全く自分の良さは出せていなかったかなと。裏への抜け出しや、前への推進力は意識しましたけど、なかなかゴールまで近づけなかった。明日、ピッチに立ったら、そういうところは意識したいと思います。自分の強みである前への推進力は、前回の試合以上に求めていきたいと思います」と、力強く語った。
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