日本代表は8日、キリンチャレンジカップ2017のハイチ戦(10日/日産スタジアム)に向け、横浜市内で調整を行った。トレーニング後、FW乾貴士(エイバル/スペイン)が代表での役割について語った。
6日に行われたニュージーランド戦では70分から途中出場した乾。87分、左サイドでドリブルを仕掛け、MF倉田秋(ガンバ大阪)の勝ち越しゴールにつながるクロスを蹴った。しかし、乾は「自分自身はフレッシュな状態で入れたので。2点目につながって勝てたのはすごく良かったですけど、相手がバテていたということで、そんなに大きくは評価してないです」と控えめ。
先発出場への思いを問われると、「途中出場だと、より攻撃のことを考えられます。自分の特徴を出すことが大きな役割になってきます。でも先発になると、チームのバランスとか、流れとか、守備の役割とか、そういうところを考えないといけない」と先発と途中出場の違いを説明。「違う役割なので、なんとも言えないですけどね」と語った。
試合ではDF長友佑都(インテル/イタリア)やMF井手口陽介(G大阪)らと連携する機会が多かった。「やっぱりレベルの高い選手が集まっているので、連携さえうまく行けば、いいチームになると思う。やっていくうちに良くなっていくと思います。特に佑都くんとの関係は、いい感じになってきてると思います」と、チームメイトとのコンビネーションに手ごたえを感じていた。
今後に向けては「チームでどう崩していくのかが、まだはっきりしてない。同じ攻め方だとやっぱり守られやすいので、『攻撃に幅を』じゃないですけど、そういうところは考えながらやっていかないと」と、意欲的に語った。
▶サッカーのライブを観るならDAZNで!1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう