Anthony Elanga Manchester United 2022-23Getty Images

エランガ、9年間在籍したマンチェスター・Uを退団…フォレストへ27億円で完全移籍

ノッティンガム・フォレストは、マンチェスター・ユナイテッドからFWアントニー・エランガを獲得したことを発表した。

マンチェスター・Uのアカデミー出身で、これまで9年間にわたって同クラブに在籍したエランガ。19歳だった2021年にファーストチームデビューを飾り、公式戦通算55試合に出場した。しかし、エリック・テン・ハーグ監督の下で迎えた昨シーズン、21歳FWは26試合に出場したが、そのほとんどが途中出場であり、4月のヨーロッパリーグ準々決勝を最後に公式戦のピッチに立っていなかった。

そして25日、ノッティンガム・フォレストはエランガを獲得したことを発表。双方は2028年夏までの5年契約を締結した。また、移籍金は1500万ポンド(約27億円)になると伝えられている。

ノッティンガム・フォレストにとって今夏2人目の新戦力になったエランガは、「ここにいられて幸せだ。僕だけではなく、家族にとっても誇らしい瞬間だ。これは僕にとって大きなステップで、シティ・グラウンドでフォレストファンの前でプレーすることを本当に楽しみにしている」と話し、喜びを続けた。

「他クラブからの関心も届いていたけど、僕にとってノッティンガム・フォレストが完璧な場所であるように感じた。ユナイテッドともにここに来て、特別な場所だと感じた。今フォレストとともにここにいることで、より特別なことであるように感じている。この挑戦のための準備ができている」

また同選手は、自身のソーシャルメディアでマンチェスター・Uファンに向けて「この素晴らしいクラブでデビューし、50試合以上でプレーし、チャンピオンズリーグで得点し、トロフィーを勝ち取った……。11歳の時にイングランドにやって来たとき、将来このようなことが起きると言われていれば、僕は本当にワクワクしていただろうね」と綴り、感謝のメッセージを投稿した。

「このような夢をかなえるために助けてくれて、今の自分に成長するために支えてくれたたくさんの選手やスタッフがいた。一人一人にこれからも感謝し続けるよ。子供のときにスタジアムで観戦していたときから、ユナイテッドファンは特別だと知っていた。僕たちにはいつだって“Rhythm is a Dancer”がある。このチャントは、僕や家族にとって大きな意味のあることだ」

「みんなの信じられないほど素晴らしいサポートに対して、適切に感謝を伝えるための十分な言葉がないんだ。今がキャリアで次に進む適切なタイミング。僕はフットボールのために生き、毎週ピッチ上で大好きなことをする必要がある人間だ。100%の準備ができているし、将来を楽しみ、成功したいんだ!ありがとう、マンチェスター・ユナイテッド」

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