tokyo niigata(C)Getty images

マルセロ・ヒアンが豪快な2ゴール!16位・FC東京、激闘の末に17位・新潟を下して今季4勝目

明治安田J1リーグは3日に第14節が行われ、デンカビッグスワンスタジアムでアルビレックス新潟とFC東京が対戦した。

前節はサンフレッチェ広島に1-0と競り勝ち今季初の連勝を狙う17位・新潟と、昨季まで新潟を率いた松橋力蔵監督率いる16位・FC東京。1ポイント差の両チームが、上位進出を目指して直接対決を迎えている。

試合序盤から両チームが積極的に前に出る中、FC東京は6分に佐藤恵允が相手に囲まれながらも強引にシュートまで持ち込む。すると8分、アウェイチームが先制。敵陣でボールを拾ったマルセロ・ヒアンがドリブルで運び、そのまま豪快なシュートを叩き込んだ。ブラジル人FWのFC東京加入後ではリーグ戦初ゴールで、大きなリードを奪う。

先制を許した新潟だが、その後は何度か相手ボックス内へ侵入するシーンを作るなどゴールに迫る。38分には奥村仁がボックス外から左足を振り抜いたが、シュートは枠のわずか左へ。前半は1点ビハインドで折り返す。

後半に入ると、FC東京が早い時間に追加点。52分、敵陣高い位置でボールを奪い返すと、ゴール前での連携から最後は小泉慶がシュートを流し込んだ。アウェイチームがリードを2点に広げる。

苦しくなった新潟だが、65分に反撃。左サイドを突破した奥村仁がボックス内でシュートを放つと、これはGKに阻まれたが、こぼれ球を笠井佳祐が押し込んだ。22歳FWのJリーグ初ゴールで、1点差まで詰め寄る。

勢いを得た新潟は、74分にも決定機を作るなどゴールに迫っていく。82分にも奥村仁のヘッドがポストを叩いたが、次のゴールはFC東京だった。奥村仁のヘッドがポストを叩いたプレーから、そのままロングカウンターを発動。白井康介がドリブルで中央を突破すると、最後は飛び出したマルセロ・ヒアンがシュートを突き刺している。アウェイチームが大きな3点目を奪った。

後半アディショナルタイムに新潟はさらに1点を返したものの、反撃はここまで。FC東京が新潟を3-2で下した。この結果、FC東京は2試合ぶりとなる今季4勝目をマーク。勝ち点を16に伸ばした。一方敗れた新潟は、これが今季6敗目。勝ち点12のままとなっている。

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