ニースのテレム・モフィとジェレミー・ボガがサポーターから暴行を受けたようだ。フランス『レキップ』などが伝えている。
今シーズンのニースはここまで苦しい戦いが続く。序盤こそ上々の結果を残していたが、10月29日のリール戦に2-0で勝利したのを最後に公式戦6試合で勝利なく、11月30日にはロリアンに敵地で1-3で敗れ、公式戦6連敗でリーグ・アン10位に沈む。
そんな中、ロリアン戦の後、空港からバスでクラブのトレーニング施設に戻ったニースの選手たちと帰りを待ち構えていたサポーターの間で緊張状態に。400人近くのサポーターがトレーニング施設に集まり、そのうちの一部が怒りを選手やスタッフに対して伝えるためにバスに乗り込んだとも伝えられている。
さらに、ピッチ上で精彩を欠くモフィとボガはバスから降車した際にサポーターのターゲットに。両選手は殴る蹴るの暴行を受け、唾を吐きかけられ、侮辱され、チームメイトの助けを受けながらクラブの施設内に入ったと報じられた。
これを受け、モフィとボガは翌1日に現地警察に今回の事件に関する被害届を出した模様。また、両選手はそれぞれ7日間と5日間の病気休暇を取ってチームから離脱したことも分かっている。



