ニースの選手が自殺未遂をしていたことがフランス複数メディアから報じられている。
現地時間29日の金曜の早朝、ニースの選手が地上100メートルのマグナン高架橋に車を止めて橋から飛び降りると主張している『Get Football News Frans』や『L'ÉQUIPE』などが報道。『France Bleu Azur』によると、同選手は、路肩に座ったまま3時間半も足を宙ぶらりんにしていたという。
警察や国家憲兵隊、消防士らが駆けつける自体となったものの、ニースで働く心理学者らによって自ら命を絶つことを思いとどまり、無事に保護されることとなった。
ニュースが報じられた当初、クラブは昼に予定されていた試合前の記者会見の延期を決断。トレーニングも行わずに事態を見守ることにし、事案から選手名を明かさず。その後、ニースは救助されたことを声明で発表し、選手が22歳のフランス人MFアレクシス・ベカ・ベカであったことを公表。ジャン=ピエール・リヴェール会長は声明を通じて選手のプライバシーを尊重するよう訴えている。
「何よりもまず、アレクシス(ベカベカ)が今日無事に終わったことに安堵している。彼は大事に至らなかった。我々は今後も医療上の守秘義務を尊重していくし、みなさんにも同じように、彼のプライバシーを尊重するようお願いしたい」
「我々は彼とクラブ全体をサポートしていく」


