ブラジル代表FWネイマールは、今夏にバルセロナへ復帰する可能性があるようだ。
2013年に加入したバルセロナで公式戦186試合出場105ゴール76アシストを記録し、2度のラ・リーガ制覇やチャンピオンズリーグ優勝を達成したネイマール。その後2017年にパリ・サンジェルマンへ加入し、2023年夏にはアル・ヒラルへと移籍した。しかし、サウジアラビアの名門では長期離脱によってほとんど出場できず、今年1月に契約を解除。そして、自身がデビューを果たしたサントスと契約を結んでいる。
ブラジルの名門ではすでに6試合に出場し、2ゴール3アシストと復活の兆しを見せているネイマール。しかし、1月に結んだ契約は6月30日に満了となる。そして『The Athletic』のデイヴィッド・オーンスタイン記者は、「現在検討され、優先されている状況はバルセロナへの復帰だ」とし、以下のように伝えた。
「まだ何も決まっていないが、すでにバルセロナと彼の陣営の間で話し合いが行われている。ジョアン・ラポルタ会長とネイマールの代理人であるピニ・ザハヴィ氏は親しい関係にあり、ザハヴィはハンジ・フリック監督の状況も気にかけているようだ」
「ネイマールにとって最大のモチベーションは2026年のワールドカップであり、再建されたカンプ・ノウでプレーすることは夢のような可能性を秘めている。実現のためには多くのことが必要になるが、可能性はあるし、魅力的な展望でもある」
また同氏は、「すべてはネイマールのコンディション、フィジカル、テクニック次第だ」とし、残り数カ月のサントスでのプレーが今後を大きく左右すると指摘した。


