パリ・サンジェルマン(PSG)は、今夏ネイマールの売却を進める可能性があるのかもしれない。
2017年にPSGへ加入し、4度のリーグ・アン制覇に貢献するなど公式戦173試合で118ゴール77アシストと圧巻の活躍を見せてきたネイマール。しかし、負傷の多さやプレースタイル、ピッチ内外の振る舞い、さらにチャンピオンズリーグ(CL)制覇を達成できない状況に対して度々批判の対象に。現在は足首のケガで長期離脱を強いられており、今シーズンの残り試合は欠場する見込みとなっている。
そんなネイマールに対し、PSG側は夏の移籍市場で放出する考えかもしれない。フランス『ル・パリジャン』によると、クラブのアドバイザーを務めるルイス・カンポス氏は、ネイマールの欠場数の多さを懸念して売却を希望。過去2回のワールドカップ出場へ向けて復帰を急いだことが長期的なコンディション面を悪化させ、今後フルシーズンを戦える見込みがないと感じているという。そのため、キリアン・エンバペを中心としたプロジェクトを新たに立ち上げているようだ。
しかし、売却に向けて不安もあるという。ネイマールは夏頃の復帰を予定しているが、仮に移籍に合意してもメディカルチェックで不合格になることを懸念しているようだ。足首の負傷、さらに2027年まで残す高額な契約もあり、PSG残留のシナリオも十分に考えられると伝えられた。
今季ワールドカップ前までは、公式戦29試合で18ゴール17アシストと圧巻のパフォーマンスを見せていたネイマール。しかし、PSGでの立場は不透明になっているのかもしれない。


