ブラジル代表FWネイマールが所属クラブのパリ・サンジェルマン（PSG）に退団の意思を伝えたようだ。フランス『レキップ』の電子版が7日に報じている。
『レキップ』曰くネイマールは6日、PSG首脳陣に対して今夏同クラブを離れる意向を伝えた模様。同選手は「6年の時を経て、古巣バルセロナに戻ることを決断している」という。
PSGは現在、チーム最大のスターであるFWキリアン・エンバペとの間に問題を抱えており、2024年まで結ぶ契約を延長する気がない同選手の売却を目指しているとされる。そうした状況で、1年前には放出を希望しているとの報道もあったもう一人のスター、ネイマールについてはチームに留める考えともされていた。
ただし、この『レキップ』の報道が事実であるとして、ネイマールが古巣バルセロナに復帰できるかは今のところ不透明だ。ネイマールがバルセロナに逆オファーを出していたことは常々報じられてきたが、同クラブのチャビ・エルナンデス監督はチームの輪を乱す恐れがあるとの理由で、獲得には否定的とみられている。
ネイマールは2017年夏にバルセロナからPSGへ移籍。PSGはネイマールとバルセロナの契約解除金2億2200万ユーロを支払ったが、同額は今なお史上最高の移籍金となっている。
