バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、この夏の移籍市場でパリ・サンジェルマンFWネイマールの獲得を考えていたことを明かした。
カタルーニャのラジオ局『RAC1』は先日、ラポルタ会長率いるバルセロナが今夏にネイマール復帰を画策していたことを報道。そしてカタルーニャのテレビ局『テレビシオン・デ・カタルーニャ』のインタビューでその真偽を問われた同会長は事実であることを認め、ネイマール本人が移籍を望んでいたとも主張している。
「彼の獲得を試みたよ。私たちは話し合いの場を持ったし、ネイマールをここに持ってくるのは興味深いことだと思っていた。コンタクトを取ってきたのは彼の方からだ。彼はどうしてもここに来たくて、たまらなかったんだよ」
結果としてネイマールのバルセロナ復帰は実現しなかったわけだが、ラポルタ会長は同選手獲得の試みがラ・リーガのサラリーキャップ制の問題に直面する前であったことも告白。「私たちはそのファイナンシャル・フェアプレーを違う形で解釈していた。状況をちゃんと把握していたなら、オファーを出すこともなかったよ」と語っている。
なおネイマールは先にPSGとの契約を2025年まで延長。『RAC1』は以前の報道で、バルセロナのネイマールに対する興味を聞きつけたPSGが、同選手の父親の銀行口座に2000万ユーロを支払ったことを伝えていた。


