ネイマール、W杯に集中するため移籍を望まず…PSGはオファー次第で売却に前向き

ネイマールは今夏、パリ・サンジェルマン（PSG）を離れるつもりはないようだ。『GOAL』の取材で明らかとなった。

大きな注目を集めるネイマールの去就。今夏の退団の可能性も複数メディアで伝えられていたが、本人は移籍を考えていないことがわかった。ブラジル代表として挑む11月のカタール・ワールドカップに集中しており、去就のことは頭の片隅に置いている。残留を強く望んでいることが明らかとなっている。

なおネイマールの元代理人であるワグネル・リベイロ氏は先月、同選手がPSGでチャンピオンズリーグ(CL)を制覇するまで退団を望んでいないと記者に語っている。

「ネイマールには、PSGでチャンピオンズリーグを制覇するという夢がある。退団の噂はあるが、彼は非常に意欲的で、それを達成するまで止まらないだろう」

また、PSGの新指揮官となったクリストフ・ガルティエ監督は、ネイマールの残留を望んでいると記者会見で話し、彼の能力を最大限に引き出す「非常に明確なアイディア」を持っていると主張した。

「ネイマールはワールドクラスの選手。何で監督が彼をチームに望まないんだ。我々はチームのバランスを考えなければならない」

「私は彼に何を求めるか、非常に明確なアイディアを持っている。まだ会ったことはないが、うちに残ってほしい」

その一方で、PSG側は適切なオファーが届けばネイマールの放出も考慮している模様。しかし、契約を3年間残す本人の意思は固いようだ。