ニューカッスルの主力2選手に対し、他クラブからオファーが届いているようだ。
昨季はプレミアリーグで4位フィニッシュを達成したニューカッスル。しかし、今季は21年ぶりにチャンピオンズリーグへ挑戦したもののグループステージ最下位で敗退すると、リーグ戦でも第21節終了時点で10位に転落するなど苦しい戦いが続いている。
さらに、プレミアリーグの「収益性と持続可能性に関するルール(PSR)」を遵守するために補強資金が限られた状態になっていることも伝えられており、1月の移籍市場では所属選手の去就が大きな話題となっている。
そんな中で『The Athletic』は、主将キーラン・トリッピアーに対してバイエルン・ミュンヘンが獲得を狙っていると報道。ドイツ王者は右サイドバックの補強を狙っており、プロ意識とリーダーシップをトーマス・トゥヘル監督が高く評価しているようだ。
バイエルン側はすでに1500万ユーロ(約24億円)のオファーを提示した模様。しかし、ニューカッスルは「今月中の売却はない」と頑なに主張しており、今回のオファーは断ったと伝えられている。
一方でイギリス『ガーディアン』によると、ミゲル・アルミロンに対してサウジ・プロリーグのアル・シャバブが関心を示しているろいう。移籍金3000万ポンド(約56億円)で交渉は進んでいると見られており、PSRの中で選手補強を目指すニューカッスルにとっては「経済的に理にかなっている」と指摘されている。また『CBS Sports』のベン・ジェイコブス記者によると、クラブ間では移籍に関して口頭合意に達しており、アル・シャバブ側はこれから選手本人との合意を目指すとも伝えられている。
苦しい状況が続くニューカッスルだが、1月の移籍市場で昨季の躍進を支えた右サイド2人が退団する可能性はあるのだろうか。

