Steve Bruce NewcastleGetty Images

買収成立も今季勝利なし…ニューカッスルに英解説陣「降格候補。大型補強が必要だ」

低迷が続くニューカッスルについて、『スカイスポーツ』の解説陣が分析した。

先日にサウジアラビアの政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」による買収が決定したニューカッスル。しかし、新オーナーが見守る中で行われたプレミアリーグ第8節トッテナム戦では、開始2分で先制するも、前半のうちに3失点。試合終盤に1点差まで詰め寄ったが、2-3で敗れている。

これでニューカッスルは開幕8試合で3分け5敗と勝利なし。勝ち点3で、降格圏の19位に沈んでいる。『スカイスポーツ』の解説と務めるジェイミー・レドナップ氏は、「大型補強が必要だ」と指摘した。

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「1月中に、チームの核となる部分に適切な選手を加える必要がある。今のチームは降格候補の1つであり、毎週のようにミスをしていることからもそれはわかるだろう。新しい監督がそれを変えられるかもしれないが、それはハードルが高い」

「バブルは崩壊した。サン=マクシマンがボールを持っていないければ、クオリティを見つけるのは難しい。最初のゴールは素晴らしかったが、その後はプレーのパターンが見えてこない。自信と信念のないチームに見えた」

また、進退が騒がれるスティーブ・ブルース監督について「見ていて感じるのは、彼もまた、自分の不幸から解放されたいと思っているのではないかということ。できる限りのことをしてきたが、前政権の象徴でもある。よほどのことがない限り、誰もそんなことを望まない。ここにいたくないんだろう。電話がかかってきたら安心すると思うよ」と、指揮官本人が退任を望んでいるのではないかと語っている。

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