ニューカッスル・ユナイテッドのサンドロ・トナーリの代理人は、同選手がギャンブル依存症であることを認めた。
今夏の移籍市場でミランからニューカッスルにイタリア人史上最高額で加入したトナーリ。イタリア代表の中心選手でもある同選手だが、10月のインターナショナルブレイクのトレーニングキャンプ中にニコロ・ザニオーロとともに賭博違反に関する捜査を受け、そのまま代表チームから離脱した。
現在、トナーリとザニオーロに対する捜査が進む中、仮に違反が確定すれば3年以上の長期的な出場停止処分を受ける可能性も浮上。これを受け、ニューカッスルMFは減刑のために答弁取引を行う準備があると伝えられている。
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そんな中、トナーリの代理人を務めるジュゼッペ・リソ氏は、イギリス『ザ・タイムズ』のインタビューで「サンドロはショックを受けている。この経験が彼の人生を、同じ依存症で苦しむ他者の人生を救うことを願っている」と話し、同選手がギャンブル依存症に苦しんでいることを認めた。
「サンドロは今、ギャンブル依存症を相手にした人生の中で最も重要な試合をプレーしている。彼はキャリアの中でたくさんのビッグゲームに勝利してきたし、今回も勝利すると信じている」
「正確に言えば、彼は(処分がイタリア国外には及ばないためニューカッスルでの)土曜日の試合でプレーできる。昨日はトレーニングを行っていた。1時間半フィールドに立ったことはこの状況を忘れることに役立ったと話していた。ニューカッスルはとても協力的で、彼を助けている」