ニューカッスルのエディ・ハウ監督は、パリ・サンジェルマン(PSG)戦のPK判定に言及している。
28日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節で、PSGと対戦したニューカッスル。24分にアレクサンデル・イサクのゴールで先制すると、守備陣の奮闘で試合終盤までリードを保つことに成功していたが、後半アディショナルタイムにPKからキリアン・エンバペの同点弾を許し、1-1のドローで終えた。
土壇場でポイントを落としたニューカッスルは、勝ち点5で3位に。2位PSG(勝ち点7)、4位ミラン(勝ち点5)と最終節でグループFの残り1枠をかけて争うことになっている。
しかし、この試合でPSGが後半アディショナルタイムに獲得したPKは物議を醸している。ティノ・リヴラメントの胸に当たってから肘付近にボールが接触し、主審はVARオンフィールドレビューを行ってからPKとジャッジしたが、『TNT Sports』で解説を務めたアリー・マッコイスト氏は「絶対にPKじゃない。もしこれがPKなら侮辱だよ」と批判していた。
そして試合後、ハウ監督は『TNT Sports』で「私はまだこの結果を受け入れようとしているところ。選手たちが見せてくれたものには心から満足だ。最終的には運を使い果たしてしまったがね」とコメント。そして、PK判定に言及している。
「PKだとは思わなかった。こういったリプレイでいつも考慮されないのは、ボールスピードだ。最初に胸に当たっているし、その後に低い位置にある腕に当たった場合はPKではないはずだ。要するに受け入れられない。自分の心の内はなかなか言えないけどね。この瞬間まで、主審は素晴らしい仕事をしていたと思ったよ」
なお、イサクも試合後に「安易な判定に見えたよ。リプレイは見ていないけどね。僕としては、PKであってほしい。僕らは審判を信頼する必要があるからね」と語っている。




