現地時間13日、イングランド・プレミアリーグは第21節が行われ、ニューカッスルはホームのセント・ジェームズ・パークにマンチェスター・シティを迎えた。
リーグ3連敗中のニューカッスルに対し、シティは公式戦3連勝と対照的な両者。シティは復帰を果たしたデ・ブライネ、グリーリッシュがベンチスタートとなり、左サイドにドクが起用された。
開始早々にチャンスを作り出したのはホームのニューカッスル。開始わずか2分、右サイドを抜けたイサクの折り返しをゴール前のアルミロンが合わせてニューカッスルがネットを揺らす。これはオフサイドによりノーゴールとなるが、接触したGKエデルソンが負傷し治療により試合が一時中断される。
治療を終えたエデルソンだったが、6分にアルミロンのプレスを受けてキックミスし、再び倒れ込んで起き上がれず、8分にオルテガとの交代を余儀なくされた。
早くもGKが交代するというアクシデントに見舞われたシティだが、左のドク、右のベルナルド・シウヴァ、そして中央のフォーデンが絡んでニューカッスルゴールを脅かす。迎えた26分、ドクのサイドチェンジからペナルティーエリア右で受けたウォーカーの折り返しを、ニアサイドに走り込んだB・シウヴァがバックヒールで流し込み、シティが先制に成功する。
先制ししたシティは29分、左サイドでボールを奪うと、アルバレスの折り返しをB・シウヴァがボレーで捉える。GKドゥブラフカがかろうじてはじいたボールはクロスバーを叩いた。
守勢に回っていたニューカッスルだが、35分にカウンターからギマランエスのロングパスを前線で受けたイサクがエリア内左から右足を振り抜くと、ゴール右へと吸い込まれ同点に追いつく。
さらに37分、左サイドでボールを受けたゴードンがドリブルでペナルティーエリア内に侵入すると、そのまま右足でゴール右へと流し込みニューカッスルがあっという間に逆転に成功した。
1点ビハインドで後半を迎えたシティは64分、ドクの左からの折り返しをアルバレスが受けて右足を振り抜くも、GKドゥブラフカが素晴らしい反応ではじき返した。
69分、シティは満を持してデ・ブライネ投入。すると迎えた73分、バイタルエリアで前をむいたデ・ブライネが仕掛け、対峙したDFの股を抜くシュートをゴール左へと流し込み、シティが同点に追いつく。
追いついたシティは82分、ドクに代えてボブを投入。ニューカッスルと押し込むと、迎えたアディショナルタイム、デ・ブライネの浮き球パスをエリア内左に走り込んだボブがトラップでトリッピアーをかわし、GKドゥブラフカをダブルタッチでかわして3-2と逆転に成功する。
残り少ない時間でニューカッスルが追いつくことは叶わず、復活したデ・ブライネの1ゴール1アシストの活躍でシティが公式戦4連勝を飾った。
■試合結果
ニューカッスル 2-3 マン・C
■得点者
ニューカッスル:イサク(35分)、ゴードン(37分)
マンチェスター・C:B・シウヴァ(26分)、デ・ブライネ(73分)、ボブ(90+1分)




