ニューカッスル・ユナイテッドは、アーロン・ラムズデールの期限付き移籍での獲得を発表した。
シェフィールド・ユナイテッドやボーンマスを経て、2021年夏にアーセナル加入したラムズデール。同時期に加入した冨安健洋らと守備陣を形成して近年のチームの成功を支えてきた。しかし、2023年夏にダヴィド・ラヤが加入すると状況は一転。ミケル・アルテタ監督はラヤを重宝し、ラムズデールの出番は激減した。
これを受け、ラムズデールは2024年夏にアーセナルを離れてサウサンプトンに加入。昨シーズンに公式戦32試合に出場したが、降格からクラブを救うことはできず、最下位でイングランド2部チャンピオンシップに戻ることが決まった。
新シーズンに2部での戦いに挑むことになると考えられていたラムズデールだが、先日からニューカッスルからの関心が届く。近年負傷離脱の続く守護神ニック・ポープと定位置を競うことのできるGKを今夏の移籍市場で探していたクラブは、バーンリーのジェームズ・トラッフォードに関心を寄せていたが、同選手は古巣マンチェスター・シティに再加入。これを受けて、クラブはラムズデールにターゲットを変更していた。
そして2日、ニューカッスルはラムズデールの獲得を発表。1年間の期限付き移籍となり、買取オプションが付帯することで合意したとも伝えられている。
ラムズデールはクラブの公式ウェブサイトで「ここにいられて最高だ。ずっとここに来たかったし、ファンの情熱も目にした。いつも最高の結果ばかりではなかったけど、セント・ジェームズ・パークでプレーすることが大好きだ」と話し、ボーンマス時代の指揮官エディ・ハウ監督との再会に向けた思いを続けた。
「ユニフォームを着て、袖にはナイスなチャンピオンズリーグのバッジもついている。ここにいられて本当にうれしい。監督やコーチングスタッフとまた働けることは僕にとってとても魅力的なことだった。彼らは僕のキャリアに大きな影響を与えたし、監督はボーンマスで僕をただの男からプロ選手に変えてくれた。監督は本当に多くのことを教えてくれたから、監督やコーチングスタッフは僕がここに来るためのとても大きなセールスポイントになった」
また、ハウ監督はラムズデールについて「アーロンはクオリティと代表での経験をスカッドにもたらすことのできる素晴らしいゴールキーパーだ。彼と以前働いたことで、私は彼がピッチ内外で我々にもたらすことのできるものを理解している。だから、彼をグループに歓迎できることを楽しみにしている」と期待を語った。




