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オランダ代表指揮官、ファン・ダイクの回復願うも「プレー可否は彼が決めるべきこと」

オランダ代表のフランク・デ・ブール監督は、ヴィルヒル・ファン・ダイクにEURO2020でのプレー可否の判断を託しているようだ。

昨秋のリヴァプールでの試合で、膝を負傷したファン・ダイク。十字靭帯断裂の重傷で、当初からシーズン終了までに復帰できるか微妙で、5月に入った現在でも復帰の目途は立っていない。

オランダ代表の守備の要のEURO2020への出場可否が依然として不透明な中、デ・ブール監督は『ESPN』で「これは彼のキャリアだから、彼が決めなければならないことだ。彼にジレンマがあることは想像できる。それでも、彼のリハビリテーションが大きく前進することを願っている」と話した。

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一方で、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は今月初めに「制限を掛けるようなことはしたくはないが、無理強いもできない。トーナメントでプレーしたいのなら、その前から適切な練習をしなければならない。1週間前ではなく、数週間前からだ」と話し、今夏のEURO出場を疑問視した。

「10カ月や11カ月離れていた後、わずか1週間練習してプレーするなんてできない。不可能だ。可能であるわけがない。誰しもが制限を掛けたいとは思っていないとオランダ全土の人に約束できるが、強要はできないし、我々はそのようにするつもりもない」

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