NECナイメヘンの佐野航大は、現地メディアでのインタビューの中で日本代表への思いなどを語った。
2023年に加入したNECで3シーズン目を迎えた佐野は今シーズン、上々の滑り出しを見せたチームの主力として活躍。フィールドプレイヤーの中で唯一開幕から8試合連続でフル出場するなど、ディック・スロイデル監督から全幅の信頼を寄せられている。
そんな佐野は、オランダ『Forza NEC』のインタビューに応じ、その中で10月のインターナショナルブレイクでメンバーから外れた日本代表への思いなどを語った。
「日本代表でプレーしたかったですし、そうできることは最高の名誉であるように感じます。でも、招集されなかったことも僕にとって良いものになりました。僕は僕自身の実力を証明したいです」
「兄(佐野海舟)も日本代表でプレーしています。僕たちはいつも試合前に連絡を取り合っていて、ブラジル戦の後には彼と話をしました。ブラジルの先発を確認したとき、11人の素晴らしい選手がいると思いました。日本がブラジルに勝ったことはすごいことです。僕がその場にいなかったことへの嫉妬心や落胆はありません。逆にさらに成長するためのモチベーションになっています」
また、今シーズンのNECにとって欠かせない存在としてプレーする佐野は自身の成長について「2年前と比較してかなり成長したと思います。攻撃的なプレースタイルにより、僕はより自由にプレーできていますし、感謝しています。この戦術により、僕自身もより戦術的になれたと思います。より簡単に僕のプレーをできるようになりました」と話し、以下に続けた。
「悪い試合になるときもありますけど、そのようなことが起きても、僕には解決策があります。よりたくさんのことをしようとするのではなく、基本に忠実にプレーすることです。それが上手く行けば、ドリブルし、より自由にプレーするためのスペースを作れます」



