NECナイメヘンの塩貝健人は、フェイエノールト戦で2得点を記録した後にコメントした。
23日に行われたエールディヴィジ第13節でNECは敵地でフェイエノールトと対戦。37分にブライアン・リンセンの得点で先制したNECだが、56分までに逆転を許す。それでも、69分にノエ・ルブレトンが同点とし、68分からピッチに立って塩貝が84分に逆転弾を決め、さらに後半アディショナルタイムにはロングシュートでネットを揺らす。NECは4-2で強豪フェイエノールトに敵地で逆転勝利を収めた。
この試合で途中出場から2得点を挙げてNECを勝利に導いた塩貝は、試合後にオランダ『ESPN』に対して「勝利できてうれしいですし、2得点できてうれしいです」と話し、それぞれの得点を振り返った。
「(1点目について)バサル(オナル)からの完璧なクロスで、僕は日本人ディフェンダー(渡辺剛)の上からただボールを触っただけです。(渡辺のことを知っているかと問われ)もちろん知っていますけど、話したことはなかったです。今日初めて話しました。(簡単なゴールだったかの問いに)僕にとっては簡単な得点でした」
「(2点目について)僕は(佐野)航大からのパスをもっと前で受けたかったですけど、少し後方だったので、ロングシュートを打ちました。でも、完璧でした」
「この試合の前、僕が日本人最高のストライカーであることを示したかったです。今日だけは僕が最高のストライカーです。(インタビューアーが上田綺世は無得点、小川航基も無得点、塩貝は2得点と発言し)でも上田は13得点を挙げています。でも…、(インタビューアー:今日は?)僕がベスト、今日は僕の日です」
インタビューアーから日本語で「おめでとう」と言われた同選手は続けて控えに甘んじる機会が多い現状について「シーズン前、僕は先発でプレーしていましたけど、体調が悪く、(先発から外れて)少し落ち込んでいました。でも、今はたくさんの出場機会を得られていますし、5得点を挙げています。悪くはないですけど、僕はリーグ最高のストライカーになりたいです。だからもっと得点を取る必要があります」と語った。


