33年ぶりのセリエA優勝でお祝いムードのナポリで、悲劇が起きてしまったようだ。
今季は開幕から圧倒的な強さを見せてきたナポリ。優勝のかかる第32節のサレルニターナ戦は1-1のドローに終わり、本拠地スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナでのタイトル獲得はお預けとなったが、続く第33節ウディネーゼ戦は1-1のドローで終了。この結果、敵地で33年ぶりのスクデット獲得を決めた。
これでナポリの街はお祝いムード一色に染まり、各地で熱狂的なセレブレーションが伝えられている。しかし、悲劇が発生してしまったようだ。
『La Repubblica』によると、カルロ三世広場付近にあるヴォルトゥルノ広場で銃撃事件が発生し、4人が被害にあったという。そしてその内の1人、26歳のヴィンチェンツォ・コスピト氏が銃弾に倒れ重体に。すぐさま病院へ運ばれたが、そこで命を落としたと伝えられている。なお、その他3人も負傷したが、命に別条はないようだ。
またナポリの優勝決定後、すでに爆竹で3人が負傷し、病院へ運ばれたことも伝えられている。イタリア国家憲兵は今回の事件について調査をはじめているが、銃撃事件は同様の現場で発生したことが有力のようだ。調査の進展が待たれている。




