20230228_Kvaratskhelia(C)Getty images

ナポリ、22歳の新星クヴァラツヘリア流出防止へ今季後に年俸倍増&契約延長を検討か

ナポリが今シーズン終了後、ジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアとの契約延長を目指しているようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が28日に報じた。

クヴァラツヘリアは昨夏、ロレンツォ・インシーニェの後釜としてナポリに加入。セリエA挑戦1年目にもかかわらず、ルチアーノ・スパレッティ指揮下で公式戦12ゴール15アシストをマークするなど躍動し、セリエA首位を独走するチームをけん引している。

そんなジョージア代表の新星にはプレミアリーグから熱視線も注がれるとのことだが、クヴァラツヘリアとその家族はナポリでの成長を優先。ビジネス主義とは一線を画すマムカ・ジュゲリ氏を代理人に選び、所属クラブとの契約延長を検討しているようだ。

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そのジュゲリ氏は先日、「フヴィチャはナポリのことだけに集中している」などと話して移籍の噂を一蹴。ナポリのクリスティアーノ・ジュントリSD(スポーツディレクター)と連絡を取り合い、2027年に期限を迎える現行の契約の延長を視野に、シーズン終了後に話し合いを持つという約束を取り交わしたと見られる。

現在、設定されている年俸は120万ユーロ(約1.7億円)とあり、プレミアリーグのビッグクラブやレアル・マドリーなどが天文学的な金額の移籍金を支払った上で、クヴァラツヘリアに対して破格のオファーを提示することが予想される。

こうした背景からナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、新契約で年俸を250万ユーロ(約3.6億円)へ倍増することを検討しているという。他クラブからの引き抜きを防止するため、今夏の移籍が解禁される7月1日から有効とし、契約期間は2028年6月末までに延長したい考えのようだ。

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