ナポリは20日、フェネルバフチェに所属する25歳の韓国代表DFキム・ミンジェの獲得へクラブ間で合意に至ったようだ。『ガゼッタ・デロ・スポルト』など、イタリアメディア各紙が伝えている。
今夏、守備の主軸だったセネガル代表DFカリドゥ・クリバリをチェルシーへと売却したナポリ。その後釜として、昨シーズンからフェネルバフチェでプレーするキム・ミンジェをリストアップし、トルコクラブとの交渉を進めてきたことが伝えられていた。
当初は争奪戦において、キムの北京国安時代の恩師であるブルーノ・ジェネジオが指揮を執るレンヌがリードしていたようだが、今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保しているナポリが形勢を逆転した模様。韓国代表DFの契約に設定されている違約金2000万ユーロ(約28億円)を支払うことで、トルコのクラブと合意に至ったと報じられている。
『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、「キム・ミンジェのナポリ移籍はほぼ決定。合意でまもなく契約サインへ」との見出しを付け、選手の代理人がトルコの『Fener Actual』に対して「ナポリと合意に至った。何も問題が起きなければ、今週中にナポリへ移動し、契約サインを行うことになるだろう」と語ったことを伝えた。
キムとの契約は、違約金4000万ユーロ(約56億円)を設定した3年契約、もしくは5年契約となる可能性があるようだ。年俸は250万ユーロ(約3.5億円)+ボーナス30万ユーロ(約4200万円)と破格の条件となっており、クリバリの代役に対するナポリの熱意が伝わるものだと指摘された。ナポリは今年1月、DFコスタス・マノラスが退団していた際にもキムの動向を追っていたが、当時は資金不足のために獲得を見送った過去があるという。
なおナポリ指揮官のルチアーノ・スパレッティも、韓国人大型センターバックの加入を歓迎。「キムはナポリやチャンピオンズリーグ(CL)にふさわしい選手だ」と地元ラジオ局『ラディオ・キス・キス』に語ったほか、アルベルト・ザッケローニ指揮下の日本代表でコーチを務めた経験を持つナポリ出身のエウジェニオ・アルバレッラ氏も、「今すぐではないが、今後クリバリの後継者となれるすべてを兼ね備えている」と『ラディオ・マルテ』で太鼓判を押している。


