セリエA王者ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、フィオレンティーナの指揮官ヴィンチェンツォ・イタリアーノの招へいを目指し、クラブ幹部と接触した。イタリアメディア『スカイスポーツ』が5日、伝えている。
33年ぶりとなる悲願のスクデットを獲得したルチアーノ・スパレッティが今シーズン限りで退任するナポリ。後任候補には、ルイス・エンリケの名前が浮上したが、スペイン人指揮官がプレミアリーグを希望していることから撤退、続いて接触を試みたユリアン・ナーゲルスマンもパリ・サンジェルマン(PSG)行きが近づいている。
ナポリ会長は『Rai』のインタビューにおいて、「私のテーブルには少なくとも20人の候補の名前がある」と明かし、次期監督候補としてヨーロッパ中の指揮官をリストアップしているが、その1人がフィオレンティーナで躍進を見せた45歳のヴィンチェンツォ・イタリアーノであるとみられる。
デ・ラウレンティス会長は、若手指揮官の招へいを目指し、フィオレンティーナのジョー・バローネGM(ゼネラルマネージャー)と接触したことが伝えられている。スパレッティが採用していた4-3-3のシステムを継続することが可能であることから、ナポリの求めるプロフィールに一致する。ただ、フィオレンティーナとの交渉は、7日にプラハで予定されているヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝の終了後へ持ち越しとなった模様だ。
イタリアーノは、2016年にセリエDのヴィゴンティーナ・サン・パオロで指導者のキャリアをスタート。2018-19シーズンに指揮を執ったトラーパニで頭角を現し、セリエCからセリエBへ導いた。翌シーズンはスペツィアをセリエBからセリエAへ昇格させることに成功するなど、急速に出世街道を歩み、2021年から指揮を執るフィオレンティーナでは、今シーズン、コッパ・イタリアとECLの2大会で決勝進出を果たした。




