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サポーター入場禁止のフランクフルト、“完全アウェイ”の空間でナポリとスコアレスドロー!堂安律は出番なし

現地時間4日、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)はリーグフェーズの第4節が行われ、堂安律の所属するフランクフルトは敵地スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナでナポリと対戦した。

2023年のUCL決勝トーナメントで対戦した際、両チームのサポーターによる暴動が起きたことが原因で、フランクフルトサポーターは入場禁止の措置が取られた。つまりスタジアムにはナポリのサポーターしかいない“完全アウェイ”の空間で試合を行うフランクフルトだが、今シーズンのブンデスリーガではすべて先発出場の堂安はベンチからのスタート。トップにブルカルト、2シャドーにはバホヤとゲッツェが起用された。

ホイルンド、エルマス、ポリターノが前線に並び、マクトミネイ、アンギサ、ラフマニが中盤を組むナポリが立ち上がりからボールを保持して攻勢に試合を進める。13分には左サイドからカットインしてエリア内に侵入したエルマスのシュートはGKツェッテラーが横っ飛びではじき出した。

互いにUCLでは1勝2敗と苦しいスタートになっており、2勝目を切望しつつも連敗は避けたい。そのためそこまでリスクを冒した攻め方はせず、チャンスの少ない膠着した展開が続いた。

スコアレスのまま迎えた後半もシュートチャンスに乏しい試合展開となる中、65分にナポリはポリターノに代えてネレスを投入。フランクフルトも同じタイミングでバホヤに代えてクナウフを投入し流れを変えようと試みる。

すると迎えた73分、右クロスのこぼれ球をゲッツェがコントロールするも、DFが体を入れてブロック。しかしこのこぼれ球がエリア内左でフリーとなっていたクナウフに転がると、すかさず放ったボレーはGKミリンコヴィッチ=サヴィッチが素晴らしい反応ではじき出した。

直後、ナポリはロボツカに代えてラングを投入。フランクフルトも79分にラーションを下げてスキリを投入する。

終盤はナポリが猛攻を仕掛け、フランクフルトは防戦一方の時間帯が続く。しかしフランクフルトの粘り強い守備と、ナポリの攻撃陣が最後の局面での精度を欠いたこともあり、アディショナルタイムの5分間でもゴールは生まれず。最後まで堂安の出場機会はなく、互いに無得点で勝ち点1を分け合う結果に終わった。

■試合結果

ナポリ 0-0 フランクフルト

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