ナポリFWビクトル・オシムヘンに対し、クラブから処分を科される可能性があるようだ。
セリエAは第5節が24日に開催され、ナポリはボローニャと対戦。試合はスコアレスドローに終わり、昨シーズン王者にとっては3試合未勝利と苦しい状況が続くこととなった。
オシムヘンはこの試合で、70分にPKを失敗。そして86分にジョバンニ・シメオネとの交代が告げられるも、この采配にオシムヘンの怒りが爆発。指揮官であるルディ・ガルシアに対して「ゴールが必要な場面で何故FWを2人にしないのか」という意味合いでのピースサインを提示し、戦術に対して否定的な態度を出していた。
ガルシア監督は試合後、ストライカーに言ったことはドレッシングルームの中にとどめておくと述べていたものの、『イル・マッティーノ』が状況についてさらに詳しく説明。ガルシア監督だけではなく、主将のディ・ロレンツォもダッラーラ（ボローニャのホームスタジアム）のドレッシングルームでオシムヘンに厳しい言葉をかけたという。
同紙はオシムヘンのジェスチャーに対して「あまりにも露骨なジェスチャーだった」とネガティブな指摘。そして「監督は、これ以上同じようなドラマを見たくないようで、今日おそらく決定的な色合いを持つ最後の対決をすることになるだろう」と予想。「クラブの練習場でガルシア監督とオシムヘンの話し合いが行われる」と報じた。
そしてクラブは現在、オシムヘンに対して罰金を科すかどうかの協議をしていることも伝えられている。