ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が29日、ロンドンで行われたフットボールサミットに出席した際、サッカーの問題点を指摘したほか、ユヴェントスを批判した。イタリア紙『トゥットスポルト』などが伝えている。
ナポリ会長は、現代におけるサッカー界の問題点を指摘。業界が一部の機関にコントロールされて発展を阻まれていることや違法配信の撲滅に手を焼く現状、さらには子どもたちの関心を失いつつあることなどに触れ、財政面でも苦しい状況になっていると主張した。
「サッカーは病んでいる。なぜならサッカー経済が病んでいるからだ。それはなぜかというと、大会からの見返りがなく、各リーグや各チームが財政面において競争できない状態だからだ。各リーグには十分な生産性がないように思う」
「UEFA(欧州サッカー連盟)は今年、チャンピオンズリーグに24億ユーロ(約3900億円)、ヨーロッパリーグに5億ユーロ(約813億円)、カンファレンスリーグに2億3800万ユーロ(約387億円)を割り当てると言っている」
「理解はできるが、全てのチームが借金を背負っている現状は、こうした金額が十分ではないことを意味する。つまりこれは持続可能なサッカーではない。それに試合数も多い。これでは全てを台無しにしてしまい、最終的に観客を魅了することもできなくなってしまう」
また、ナポリ会長は、クラブワールドカップ(CWC)2025を巡り、ユヴェントスとの間で出場権を競う現状に不満を示した。
「ユーヴェにとって残念なことだが、UEFAから処分を受けてカップ戦から除外されているチームだ。われわれは、バルセロナを倒せばCWC出場権を獲得できるが、そうでなくてもナポリが出場するべきだと思う。ユーヴェはヨーロッパのカップ戦から除外されているのだから、CWC出場が認められるべきではない」




