ナポリのアントニオ・コンテ監督が29日、記者会見にてFWロメル・ルカクの加入を喜んだほか、パルマを警戒した。
今夏ナポリの指揮官に就任したコンテ氏は、攻撃陣の補強として自身の教え子であるルカクの獲得を熱望していた。そして29日、ベルギー代表FWのナポリ移籍が決定したことに喜びのコメントを残している。
「ルカクのサインが発表されたのをいま知ったが、チームに溶け込めるよう早く合流できることを願っている。パルマ戦には帯同する予定だ。スピードとパワーがある選手だ。10番の選手と連携でき、スペースを攻撃することができるので、唯一無二の選手だと思っている。今日から攻撃に関してより安心し、満足できる」
コンテ監督率いるナポリは、セリエA開幕戦でヴェローナに0-3と完敗。第2節のボローニャ戦では3-0と快勝したが、指揮官はGK鈴木彩艶ら若手が躍動する昇格組のパルマを警戒している。
「パルマは好調で、フィオレンティーナとミランとの対戦で合計4ポイントを獲得したが、運で獲得できるものではない。親善試合においても、アタランタを4-1で倒している。強い選手がいて、若くてエネルギーがある」とコメント。
さらに続けて「相手にピッチを明け渡せば、痛い目に遭うことになる。これまでのところ、対戦した全チームが痛い目に遭っているだけに、われわれもそうなる可能性がある。賢く正しい方法で攻撃しなければならない。相手はわれわれが中盤でボールを保持して攻撃するように誘ってくるだろうが、そこが相手の恐ろしいところだ。まるでロケットのようにカウンターを仕掛けてくるからね。ボローニャ戦より難しくなるだろう」と語り、難しい相手であることを強調した。




