アルベルト・ザッケローニ指揮下の日本代表でコーチを務めたナポリ出身のエウジェニオ・アルバレッラ氏が、地元メディア『オット・チャンネル』の番組に出演した際、韓国代表DFキム・ミンジェについて語った。
キムは昨夏、チェルシーへ移籍したカリドゥ・クリバリの後釜としてナポリに加入。当初はその実力に懐疑的な意見も多かったが、ルチアーノ・スパレッティのチームの主力として見事なパフォーマンスを披露。33年ぶりの悲願のスクデットへ独走するナポリに大きく貢献している。
セリエAで急激に評価を高めたキムについて、ザッケローニ氏の下、日本代表コーチを務めたアルバレッラ氏が過去のエピソードを明かした。
「彼を指導した経験はないが、かなり若かった頃から知っている。ブラジル・ワールドカップ(W杯)直前の2014年のことだ。2016年にリオ五輪が控えていることもあり、日本代表の責任者としてザッケローニと一緒にU-20を視察に行った」
「それがU-20韓国代表との試合だったのだが、そこに体格の良い若者がいた。まだ17歳にもなっていなかったはずだが、U-20のレギュラーを務めていて、彼のパーソナリティやテクニック、運動量やスピードは印象に残った」
「そこで、我々が将来的にクラブの指揮を任された時のための獲得リストに彼の名前をチェックしておいた。実際、中国へ行った際(ザッケローニ氏と北京国安で指導)、キム・ミンジェの獲得を推薦したんだ。私は以来、彼のことを特別な目で見てきた。年を追うごとに目覚ましい成長を見せており、彼のことは評価している」
そんなアルバレッラ氏は、セリエA挑戦1年目から活躍を見せるナポリの韓国代表DFに驚きはないという。
「セリエA1年目から彼の活躍は予想していた。才能だけでなく、クオリティも持っている。キムは偉大なパーソナリティを持っており、チームに合流した初日からそれを証明している。だがこれから、世界レベルで重要な選手となるための成長の余地は残されていると思う。すでに彼のことを世界最強選手と言う者もいるが、そうではないにしても、世界最強へ成長できる可能性を持っている」


